【2021年最新版】TOEICリーディング勉強法&おすすめ問題集6選
本日は、TOEICでも点数の取りにくいリーディングの勉強法について紹介したいと思います。
この記事の想定読者は以下の通りです。
TOEICの勉強始めてみたけど、勉強法が分からない リーディングの点数が全然上がらない 最終的には900点目指したいけど、そこまでの道筋がわからない。
私のスコア遍歴
初受験:445点(L210,R235) 2016年4月 2回目:550点(L265,R285)2017年4月 3回目:645点(L265,R380)2018年4月 4回目:730点(L375,R370)2019年4月 5回目:745点(L375,R370)2019年11月 6回目:860点(L460,R400)2020年1月 最新:930点(L475,R455)2020年9月ここからは、
「400点台から600点までの勉強法」、「600点から730点までの勉強法」、「730点から800点台までの勉強法」、「800点から900点までの勉強法」の4つのフェーズに分けて、各レベルで私がどういった勉強法をしていたのかを紹介したいと思います。自分のスコアに近いところを見ていただければ、参考になると思います!
400点から600点までの勉強法【リーディング】
リーディングに関しては、まずは単語の学習から始めました。大学受験では絶対に出てこないビジネス英語を勉強する必要があると考えたので、TOEICに特化した単語帳を購入し、600点を超えるまではこれだけを勉強し、特に公式問題集などは使いませんでした。そこで使った単語帳は「金のフレーズ」。この「金のフレーズ」他のブログでも紹介されている方が多いので、知っている人もいるかもしれません。それでは、続いてなぜこの「金のフレーズ」がここまでTOEIC学習におすすめされるのか紹介したいと思います!
具体的な使い方
それでは私が実際に930点までスコアを上げるために行っていた勉強法を紹介したいと思います!1. 単語帳はとにかく何十回も周回
完全に覚える必要はないので、1単語最大30秒で30秒×1000単語=30000秒=8時間で一周終わらせます。繰り返しますが、完全に覚える必要はありません。しかし、ここで大切なのは自分の知らない単語にチェックすること!おそらく高校生のころ勉強した単語や、知っている単語があるはずです。
一つ一つの単語をゆっくり全部覚えようとするよりも、一つ一つの単語をスピーディーにこなし、1か月の中で何度も単語帳を回転させることが大事です。僕の場合は、5周以上して、覚えられない単語にチェックをして、ボロボロになるまで単語帳を周回していました。
それはなぜか?
「人間の脳はそもそも復習しないと忘れるように出来ている」
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスによって証明されています。
彼は人の記憶がどのようなペースで忘れられていくのかについて研究し、その結果以下のような曲線ができあがりました。このグラフから復習しないと「記憶は1日経過しただけで半分以上忘れてしまう」
逆に、復習をすると、忘れるスピードがドンドン遅くなり、最後には忘れなくなることが分かります。この忘れない記憶は長期記憶と呼ばれ、それに対して簡単に忘れられてしまう記憶は短期記憶と呼ばれます。
2. 声を出して音読
僕は家で時間があるときは、できるだけ声を出して音読していました。金のフレーズの単語はリスニングでもよく出題される単語です。そのため、音声をダウンロードして、単語の発音まで覚えることがTOEICでスコアを取る近道です!「英語耳」で勉強した発音方法を意識して音読するのがおすすめです!この二つの参考書だけの勉強でTOEIC645点まであげることができました!ですので、いかに発音が重要かお分かりいただけたと思います。
600点から730点までの勉強法
600点を取るまでに基礎はある程度固めてきたので、ここからは問題演習を中心とした勉強に切り替えることで、TOEICの点数を一気に730点まであげることができました。それでは具体的な勉強法と使った参考書を紹介していきます!600点から730点までの勉強法【リーディング】
リーディングに関しても、使った問題集は同じ「公式問題集」です!
具体的な勉強の流れはこんな感じです!
STEP1:問題をすべて解いてみる(時間も図って) STEP2:制限時間なしで、もう一度解きなおす STEP3:その後解説も読みこみ、なぜ間違えたか分析 STEP4:1文章50回程度音読(本文を見ずに音読できるレベルまで)まずSTEP1で問題を制限時間ありですべて解いていきます!そして、その後制限時間なしで、もう一度解きなおします。これを行うことで、自分が時間のせいで解けなかったのか、単語を覚えてないなどの知識不足で間違えたのか、不正解の原因を特定することができます。
そのあとはSTEP3で、解説も読み込んで、なぜ自分が間違えたのかを分析していきます。単語の知識不足なのか、文法が分からなかったからなのか、不正解の原因を特定してきます。
最後は、1文章50回程度音読します。これはPart6,7の長文問題だけでオッケーです。長文問題はリスニングの問題に比べて音読するのに時間がかかるし、単語も難しいのでつらいですが頑張りましょう...
このリーディングの音読を終えたら、正直リスニングなんか簡単だなーと思えてしまうので、大変で時間もかかりますが、音読の作業は絶対にすることをおすすめします!
私はこのような方法でTOEIC730点まで点数を伸ばしていました。気づきましたか?私730点まで問題集を「英語耳」「金のフレーズ」「公式問題集」の3冊しか使ってないんですよ?つまり問題集を何冊も買うよりも少ない問題集をやりこむことが大切だということです。不安で何冊も買ってしまう気持ちもわかりますが、これと決めた問題集を完璧にするまで次の問題集は買わないようにしてください!
730点から800点台までの勉強法
TOEIC800点は上級者の壁がありますよね。実は私800点を突破するまでに1年以上かけてしまってるんですよ....あまりにも点数が伸びずにやる気をなくしてしまい、正直もう無理だと感じだ一番しんどかった時期でもあります。今考えると、勉強に対する姿勢が甘かったんですが、その状況をどう打破して、800点の大台を突破できたかを紹介していきます。730点から800点台までの勉強法【リーディング】
リーディングに関しては3冊新しい問題集を購入し、対策していきました。最初の2冊は公式問題集4と5です。演習量を増やすことで、TOEIC独自の形式に慣れるようにしてました。
STEP1:問題をすべて解いてみる(時間も図って) STEP2:制限時間なしで、もう一度解きなおす STEP3:その後解説も読みこみ、なぜ間違えたか分析 STEP4:1文章50回程度音読(本文を見ずに音読できるレベルまで)勉強の流れはこれまでと変わらず、同じような勉強をしていました。正直演習量を増やして、単語や問題の種類のインプットを増やすことで自然と力はついていきます。ですので、公式問題集に関しては、これまでと同じ勉強を継続するようにします。
ただ、公式問題集をやっていく中で、「Part5の文法」がキーポイントだということに気づきます。理由は至ってシンプルで「問題数が多いわりに、一瞬で解ける問題が多いから」です。Part5を集中的に対策すれば、点数一気に伸びるんじゃないかと考え、この「出る1000問」という参考書を使い始めます。
私は以下のようなステップで学習を進めてました。
STEP1: 1049問まずは一通り解いてみる。(間違えた問題もあってた問題も開設は目を通す)間違えた問題と偶然正解した問題にチェック! STEP2: チェックのついた問題のみをすべて解く STEP3: STEP2で間違えた問題をさらに解きなおす(この時点で間違えた問題の解説ができるレベルにまでしておく) STEP4: もう一度1049問解いて最終確認。このように、勉強の基本ではありますが、間違えた問題を何度も解きなおし、最終的には1049問すべての問題の解説ができるレベルまでこの問題集をやりこみました。具体的には全ての問題6周以上解きなおし、間違えた問題に関しては15周ほど解いてました。だいたい毎日100問から200問を目標にしてこなすようにしてました。
そして、忘れてはならないのが、「時間を図ること」です。問題集の後半に30問で1セットの模試がついてますので、この模試に関しては10分以内に解くことを意識してチャレンジしてください!
普段から、時間を意識して解くことで、実際のTOEICでもスムーズにPart5を終わらせて、長文問題に入っていけると思います!
私はこのように文法の基礎を固めることで、Part5を早く正確に解き終わることができ、長文問題にスムーズに取り掛かれるようになりました!Readingで400点越えをとれたのは、おそらくこの「出る1000」のおかげといっても過言でもないでしょう。
この「出る1000」のレビューをほかの記事で紹介してますので、気になった方はご覧ください!
このような流れで私は800点の壁を壊し、860点を取得しました!いやー、400点台から860点までかなり長い道のりでした...しかし、ここまで来たら900点越えの頂に到達したいという思いが生まれ、さらに勉強を進めていきました。
800点から900点までの勉強法【リーディング】
最後にリーディングの勉強法ですね。正直このレベルにまで来ると、「公式問題集」は少し物足りないと感じる方も多いのではないでしょうか?ですので、実際よりも難しめの問題に取り組むことを勧めます。難しめの問題に慣れると本試験で「あれ、TOEICってこんな簡単だっけ?」と錯覚することができるからです!
そこでお勧めする問題集がこちら!
TOEIC 精選模試 リーディング2は、TOEIC満点講師陣が作成した、極めて「TOEIC試験本番に近い」参考書です。
近年TOEICは難化傾向にありますが、そうした変化を踏まえた「模試」が5回分収録されており、公式問題集よりも若干「難易度の高い」問題にチャレンジすることができます。
参考書の特長としては、
リーディングセクションの模試が5回分掲載。 TOEIC試験の最新傾向に対応。 全ての設問に、問題を解くための手順と考え方、正答率を掲載。
といったところが挙げられます。かなり難しい問題でずが、すべて解ききれば、きっとあなたの力となり、900点到達も夢ではないと思います!
それでは具体的な勉強法を紹介したいと思います。
STEP1:問題をすべて解いてみる(時間も図って) STEP2:制限時間なしで、もう一度解きなおす STEP3:その後解説も読みこみ、なぜ間違えたか分析 STEP4:1文章50回程度音読(本文を見ずに音読できるレベルまで)
これって公式問題集の時の勉強法と変わらないじゃんと思う方もいるかもしれませんが、これで問題ないです!大事なのは、難しい問題のインプットを増やしていき、それらに慣れること。かなり難しい問題集ですが、これに慣れれば、本試験の問題が簡単に感じられることでしょう。同じシリーズの以下の問題集もおすすめですので、復習が終われば、以下の問題集に取り掛かることのもいいでしょう!
私は、このような勉強をすることで930点を取得しました!900点はあなたが目指す最終ゴールだと思います。勉強はつらいことのほうが多いと思いますが、目標をクリアした時の爽快感は何にも代えられません。
まとめ
私の英語力ゼロからTOEICで930点を取得するまでの道のりを記してきましたが、参考になりましたでしょうか?実際に私が試行錯誤してきて、役に立った勉強法と問題集のみを紹介しているので、ここまで紹介してきた方法を毎日継続すれば、最終的にきっと900点に到達することも夢ではないと思います。かなり、長々と書いてきましたが、この記事があなたのTOEICの学習の後押しになればと思います。ここまで長文読んでくれたあなたが大好きです!あなたがTOEICの学習で結果が出せることを心から祈っております!